これを見れば難しくない!ふるさと納税の控除額シミュレーション
ふるさと納税を行う方の目的も様々ありますが、まず1つ目はお得な特産品を返礼品としてもらえる事でしょう。

そして2つ目は寄付をすることで翌年住民税などの控除が受けられることでしょう。

その一方で、できるだけお得なふるさと納税をしたいと思いながら難しく感じてしまい、断念する方も多いものです。そこで今回はこれさえ読めばあなたにもできる!ふるさと納税をするなら知っておきたい控除額シミュレーションについて詳しくご紹介します。

ふるさと納税にシミュレーションが必要な訳

まずはふるさと納税をする方になぜシミュレーションが必要なのかという所から見ていきましょう。

ふるさと納税をしなければ、税制上の控除を受けることはできません。そのため、せっかくふるさと納税という名の寄付をするのであればよりお得に気持ちよく行いたいと思いませんか?

なかにはふるさと納税をすればするほどお得になり、控除額がアップすると勘違いしている方もいます。しかし現実はそうではありません。控除を受けることが出来る額には制限があります。またやり方によっては損をするこということも無きにしも非ずなのです。

そこで、ふるさと納税をすることで何がどのぐらい控除となるのかということを、寄付をする前に知っておき、さらにどのぐらい寄付をすればいくら来年度控除を受けられるという目安を知っておくことをおすすめします。

ちなみにふるさと納税を行うことで翌年度に控除を受けることができる税金は2種類あります。1つ目は所得に応じて課される所得税、2つ目は所得に応じて決まる住民税です。概算の目安として、所得税も住民税も約2割程度が控除を受けられる上限だとされています。

その一方で、控除額が納めるべき税額を上回ってしまうなどして税額が0円になってしまったり、非課税となる場合は、逆にふるさと納税をすることで損失を抱えることになるので注意が必要なのです。

ふるさと納税の控除で知っておきたい事

ではここからはふるさと納税の売りでもある控除について知っておきたい点を2つお話しておきましょう。

控除は一律ではない

前述したとおり、控除を受けられる額は誰でも同じではありません。

控除を受けられる額は1つに寄付をいくらするのかということで変わってくるからです。ただし、ふるさと納税をする額が一律であれば、その人たちは同じ控除額を受けるのかというとそれも違うのです。

つまり2つ目の基準として、誰がふるさと納税をするかによっても控除額が変わるということです。もう少し具体的にお話しすると、年収や扶養家族の有無というものが影響してきます。

こういった意味合いもあり、より詳細に控除額を知るためにはシミュレートしていくことが大切なのです。

控除額から差し引かれるのは何故2000円?

控除額を調べようと各種サイトを見ていると、寄付をした額から2000円を差し引いた額が控除されるというくだりがあります。

この2000円とは何かというと、ふるさと納税の寄付額は自由ですがいくらからという下限が決まっているのです。それが2000円です。

そのため、下限である2000円のみは自己負担ということに決まっているのです。

これを見れば難しくない!ふるさと納税の控除額シミュレーション

ふるさと納税の控除シミュレーションをしよう!

ではここからはふるさと納税の控除シミュレーションの方法をご紹介していきます。

ざっくりの目安を知りたい方

シミュレートってやっぱり、難しそうだからまずどのぐらい控除されるのかの目安を知りたいという方には、総務省のふるさと納税のポータルサイトなどを確認してください。

ふるさと納税をする方の年収と家族構成が分かれば簡単に確認することができますよ。

簡単シミュレートしたい方

そんなに細かくなくてもいいけど、自分に当てはめて控除額を知りたい!という方には

年収と家族構成を選択するだけの2ステップでシミュレートできる以下のようなページがおすすめです。

ふるさと納税の控除額シミュレーション

ちなみに年収400万円、家族構成は夫婦と子供一人(高校生)で共働きの場合で見ると32,000円までが控除を受けられる目安となります。同じ年収でも独身の方だと41,000円までと目安は変わってきます。

詳細にシミュレートしたい方

もっと詳しくシミュレートしたいという方は、上記ページの簡単シミュレーションの下にある「詳細シミュレーション」を利用しましょう。

この場合に手元に準備したいのは源泉徴収票の控えです。それを見ながら以下の内容を入力していくだけです。

・総収入額(支払金額の欄)
・給与所得控除後の金額(給与所得控除後の価格の欄)
・所得控除額の合計額(所得控除額の合計額の欄)

この3つを入力することであなたが受けられる控除額が計算されます。

せっかく自分の意思でふるさと納税をするのであれば、商品選びも大事ですが、その予算決めに来年度の控除額を組み入れて行うようにしたいものです。そうすることで、ダブルでお得になる大きなメリットを手に入れることが出来ますよ。