ここがポイント!ふるさと納税のやり方とは

今年こそはふるさと納税にチャレンジしてみたい!だけどどうやってやればいいの?初めての方にとっては分からないことだらけ。

初めての方にも分かりやすくふるさと納税のやり方を3ステップでお届けします。

1.ふるさと納税先のリサーチ

まず最初に行うことはふるさと納税先のリサーチです。

簡単に言うと、どこの自治体にふるさと納税をするのか?何円ふるさと納税をするのか?返礼品は何を選択するか?ということを決めるために行います。

ふるさと納税制度を取り入れている自治体は日本全国にあり、かつ1つの県でもいくつかの市町村が参加しているため、どこにするのか?を悩んでしまうものです。

そこでふるさと納税先を選ぶ際の考え方を以下にいくつかご紹介しましょう。

ふるさと納税先の選び方

ふるさと納税の本来の意味合いは、寄付をしてくれたお金を復興だったり、社会福祉だったり、観光誘致という目的の資金とすることです。

そこでまず1つ目は本来の目的に沿って選ぶ方法です。

自分が生まれ育った土地だったり、学生時代に過ごした土地、以前旅行で訪れて良くしてもらった土地などへの想いを託して選ぶという方法です。自治体によっては、ふるさと納税をしてもらったお金を使用する用途を選んだ上で寄付が出来るところもありますので、是非確認してみて下さい。

もう1つの選び方は返礼品で選ぶという方法です。

自治体によって返礼品も実に様々で、お米やお肉といった特産品はもちろんのこと、電化製品や、観光体験など非常に多様化しています。

ただしふるさと納税は1か所しかできないわけではないので、どこにいくらするのか?というのも皆さん悩むところです。

そういったケースは、「さとふる」をはじめとするふるさと納税ポータルサイトを利用すると非常に便利です。返礼品のジャンルから選ぶ方法や予算から選ぶ方法などが用意されていますよ。

2.ふるさと納税の申込

どこの自治体にふるさと納税をするかということや欲しい返礼品が決まったらいよいよ申込段階に入ります。

ふるさと納税の申込は、ふるさと納税をする自治体のホームページから行うこともできますし、楽天などの特設ページからすることもできます。また前述したふるさと納税ポータルサイトから行うことも可能です。

いくつかの自治体にふるさと納税をしたいと考えている場合は、どこに何円寄付をしたかを忘れてしまいがちです。しかし何かにメモをしておいてもそれを無くしてしまう可能性もありますがふるさと納税ポータルサイトを利用すれば、管理画面でいつでも確認できるので便利ですので覚えておいてくださいね。

ふるさと納税を行った後は支払い手続きを行います。申込方法によっては納付書が自宅に送られてくるケースや指定の口座に振込をする方法、クレジットカード決済ができる方法など実に様々です。

ふるさと納税を何経由で申し込むかと選ぶ際に、ご自身に支払いが簡単な方法で申込をするというのも大事でしょう。

ふるさと納税後の手仕舞い手続き

ふるさと納税の申込を行い、さらに支払いまで済ませるとまもなく返礼品がふるさと納税を行った自治体より送られてきます。ただし、返礼品がお米やフルーツなどの季節品などの場合は収穫後、随時発送となることがほとんどです。

ふるさと納税をしてお得な返礼品をもらってここで終わりとしてしまってもいいのですが、ふるさと納税のもう1つのメリットを得るためにはここからの手仕舞い手続きをお忘れなく行う必要があります。

確定申告もしくはワンストップ特例

ふるさと納税を行うことのもう1つのメリットというのは、税金が安くなるということです。住民税と所得税の2つの税金が該当します。

住民税は翌年の税額が減額され、所得税は還付されるのです。

その為には自ら申請を行う必要があります。税金の優遇措置を受ける為の申請手続きには2つあり、1つ目は確定申告を利用する方法です。そして2つ目は、ワンストップ特例制度を利用する割と簡易な方法です。

どちらの方法を取るにしても、返礼品と一緒に自治体から送られてくる証明書を必ず保管しておくことが大切です。この証明書をもって実際にふるさと納税を行ったことが証明されるので重要な書類です。

またワンストップ特例制度を利用できる人には2つの条件があります。1つ目は、そもそも確定申告を行う必要がない人であることです。例えば会社員の方や主婦の方などが該当するでしょう。2つ目は、ふるさと納税を行った自治体が5か所までであることです。それ以上の場合は、確定申告を利用して申請を行う必要がありますので注意してください。

ご紹介してきた通り、ふるさと納税を行うのはそこまで難しいことではありません。最終の手仕舞い手続きをうっかり忘れてしまう人がいるので、税金の優遇措置を受けたい方は忘れずに行うようにしましょう。