ふるさと納税で、お得にパソコンを手に入れる方法

ふるさと納税をすることでもらえる返礼品もさまざまありますが、特産品とまったく無関係に感じるパソコンを出している自治体も少なくありません。

そこで今回はふるさと納税と返礼品としてのパソコンに着目してお得にゲットする方法についてお話していきましょう。

ふるさと納税でパソコンがもらえる?

まず何故ふるさと納税をすることで、返礼品にパソコンといった高価なものがもらえるのかというところから考えていくことにしましょう。

テレビやDVDプレイヤーなどの家電と実は考え方は同じです。製造しているメーカーの工場などがその自治体にあることから、それを返礼品の1つとして提供しているのです。

例えば長野県飯野市ではマウスコンピューターを提供していますし、長野県安曇野市ではVAIOのノートパソコンを提供しています。

つまりふるさと納税でパソコンがもらえるというのは紛れもない事実なのです。

ふるさと納税でパソコンゲットは難しい?

ただし、ふるさと納税の返礼品としてパソコンをもらうというのは非常に競争率が高いものです。特に人気の商品などだと台数も限定されていることもあり、早い者勝ちになってしまいます。

それらに加えてふるさと納税でパソコンをもらうことが難しい理由を2つご紹介します。

総務省の方針と返礼品

まず1つ目は総務省が発表した方針が影響しています。

ふるさと納税で高額な商品をもらえる、また商品券などを手に入れることが出来るということで各自治体のふるさと納税商戦が過熱していることを受けて発表された方針があります。

それはパソコンを含む高額商品を返礼品から除外することというお達しが出てしまったことが影響しています。もちろん、その後の発言で返礼品は各自治体の判断に任せるというものもありますが、最初のお達しを受けてパソコンなどを返礼品から外した自治体も少なくありません。

また来年度からパソコンを返礼品として出さないという方針を固めた自治体もあることから、実質的に今年がパソコンを返礼品としてもらうにはラストチャンスという見方も濃厚となっています。しかしその一方でまだパソコンや関連品が返礼品として提供されている自治体はゼロではありません。

探し方としてはふるさと納税ポータルサイトでまずは確認し、その後実際に自治体のページが行っているかどうかを確認するというダブルチェックがおすすめです。

パソコンをもらって全額控除は難しい?

もう1つパソコンを返礼品としてもらうことで、翌年度の住民税などの税額控除を全額受けることができる人は、限定されているということがあげられます。

もらえるパソコン自体が高額であることから、10万円を超える額の寄附がひつようです。またおおよその目安として、独身の方の場合は年収が825万円程度、子供が1人いる夫婦世帯の場合900万円程度の年収が必要とされています。

その為、高所得者には非常にお得ではありますが、そうでない方には果たしてお得かというと税額控除の面から考えると疑問が残るわけです。

ふるさと納税で、お得にパソコンを手に入れる方法

パソコンを返礼品としている自治体は?

では最後にパソコンを返礼品としている自治体にはどんなところがあるのかを参考までにご紹介していきましょう。記事作成時点での情報ですので、品切れとなっている可能性もありますがその旨はご了承ください。

ノートパソコンを返礼品としている自治体

まずはノートパソコンを返礼品としている自治体から見ていくことにしましょう。

1つ目は長野県飯山市です。メイドイン飯山のマウスコンピューターノートパソコン11.6型ノート「MB-C250X1-S2-IIYAMA」が50台と限定ではありますが提供されています。寄付額は140,000円であり、還元率はというと37.66パーセントです。

2つ目は長野県安曇野市です。あの人気のVAIOのノートパソコンVAIO C15が200,000万円の寄付でもらうことができます。10台限定となっていることもあり、現在品切れ中ですが再会が期待できますね。

デスクトップパソコンを返礼品としている自治体

続いてはデスクトップパソコンを返礼品としている自治体をご紹介します。

1つ目は長野県安曇野市です。エプソン製のEndeavor AT993AZM1が300,000万円の寄付でもらうことができます。Core i3 CPUの省スペースパソコンの還元率は49.53パーセントです。

これら以外にも、岡山県の備前市がSURFACE(サーフェス)のタブレットを170,000万円で提供していたり、NECの10.1型のタブレットLabeTabが100,000万円で提供されていたりします。

また神奈川県小田原市でも同じくSURFACE(サーフェス)のSurface Pro4タブレットを320,000万円で提供していたり、まだまだお得な高額パソコン製品が返礼品としてラインナップされています。

>>電化製品のふるさと納税について、さらに詳しく見る

既に品切れの物や準備中のものもありますが、パソコンや関連品としてディスプレイ、タブレットなどの購入を検討されている方は、今年がラストチャンスかも知れない返礼品をお得にゲットしてみてはいかがでしょうか。品切れの物はお気に入りに登録などをすることで再入荷の際に連絡をもらえるサービスなどもあるので是非チェックしておくことをおすすめします。